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それぞれの覚悟(西郷どんこぼれ話37)

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西郷どん第37話『江戸無血開城』観ていただきありがとうございました。


鈴木亮平です。


先日、赤坂の街を歩いていましたら、TBSさんの近くでこんなものを見つけました。



「勝海舟・坂本龍馬の師弟像」


どうやらここは、昔勝さんが住んでいた場所のようですね。


東京がかつて江戸と呼ばれた街で、勝さんも確かにここに生きていたんだなぁと感慨深くなりました。


さて、


そんな勝様との無血開城が描かれた今週の西郷どん、いかがでしたでしょうか。


一説によると、無血開城の話し合いでは、勝さんは刀を左側に置き自らの覚悟を示したとか。(一般に刀は、すぐに抜けないよう右側に置くのがマナーとされています)


一方の西郷さんは、正座を崩さず、両手を膝の上に置いたまま、礼を尽くして話し合ったそうな。


それぞれの覚悟、それぞれの男らしさにグッとくるものがありますね。


勝さんはこの時の恩から、西郷さんの死後、西郷さんの名誉回復に努めたばかりでなく、西郷さんの子供たちを自らが借金をしてまで留学させるなど、相当深い絆を感じておられたようです。


さらに今回は、篤姫様(天璋院様)との再会にも心が震えました。


あの天璋院様からの死を賭した懇願がなければ、この吉之助は、勝様の頼みにも応じることはなかったでしょう。


そんなお方との久しぶりの写真を。


すみません、なぜかバナナを持ってます。


ゴリラを見る目で見つめんでくいやい。



次週の西郷どんは『傷だらけの維新』


徳川を倒し、時代の扉を開けた吉之助。


しかし、戦の先に見えたものは、さらなる戦の連続でした。


自らが作り出した、止められぬ戦という怪物。


涙無しでは観られない回となっております。


革命編の最終話、ぜひ見守ってやってくいやんせ。


そいではの。

戊辰の戦(西郷どんこぼれ話38)

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こんにちは、鈴木亮平です。


西郷どん第38話『傷だらけの維新』観ていただきありがとうございました。


いかがでしたでしょうか。


吉之助たちの少年時代、第一話のエンディング。並び立つ少年たちの中で、晩年の写真や肩書が紹介されない子供が二人いました。


一人は寺田屋で散った有馬新七、そしてもう一人が、この西郷吉二郎だったのです。


そんな吉二郎が戦死した際、吉之助はショックのあまり寝込んでしまい、その後彼の死を悼んで髷を落としたと伝えられています。


「吉二郎は自分の兄である」これも、西郷さんが語っていた実際の言葉だそうです。


数多くの悲劇を生んだ戊辰戦争。


犠牲者の数は新政府側3550人、旧幕府側4690人。そのうち会津藩は特に多く2557人もの方が亡くなっています。
(諸説あり)


国の行く末の為、覚悟の上で選んだ武力での倒幕という道。


しかし、その道の先に待っていたのは、日本史上最大級の内戦でした。


奪ってしまった余りにも多くの命。


弟の死。


「薩摩に帰らせてくいやい」


果たして当時の西郷さんの心境はいかなるものだったのでしょうか。


僕の中では答えはありますが、本当のところは西郷さんに聞いてみないと分かりませんね。


もちろん、僕に教えてくれればの話ですが。



「傷だらけの維新」


この明治維新が本当に意味のあるものになるかどうかは、ここからの一蔵や吉之助たちの活躍にかかっています。


来週からは、いよいよ最終章・明治編の始まりですね。


ここからが西郷どんのクライマックス。


西郷さんと大久保さんの物語。


是非、見てくいやんせ!


ではでは!


渡部豪太くん、長い間本当にありがとう! お疲れ様!

名前の秘密(西郷どんこぼれ話39)

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こんばんは。


西郷どん第39話『父、西郷隆盛』観ていただきありがとうございました。


いかがでしたでしょうか。


新しい時代になり様々なことが変わりましたが、ついに吉之助の名前も変わりました。


ご存知、西郷隆盛です。


しかし実はこのお名前、西郷さんの本当の名前ではありません。


「隆盛(たかもり)」というのは実は別人の名前で、それがとある勘違いから西郷さんの名前となってしまったのです。


有名な話なのでご存知の方も多いでしょうが、その裏には、明治政府と西郷さんの幼馴染・吉井さんとのこんなエピソードがありました。



お役人 「あ、吉井さん。この度天子様から西郷さんに位階を授与することになりまして書類を作りたいのですが、西郷吉之助さんの諱(いみな)って何ですか? 吉井さんなら知ってるかと思いまして」

   諱(いみな)とは、呼び名の他に武士が持つ公式の名前のことです。

吉井さん 「え?  何しろ僕も諱でなんて呼んだことないですからね…  えぇと…たぶん『たかもり』だったかな?  そうだ確か西郷吉之助『隆盛』ですね」

お役人 「じゃあそれで書類の作成しておきますねー」

   しばらくして、書類が吉之助のもとに届きました。

吉之助 「ん…西郷『隆盛』?  熊吉、こいは父上の名前じゃなかか 」

   そう、吉井さんは間違えて父・吉兵衛さんの諱を報告してしまっていたのです。

熊吉 「えぇそんな! 若さぁの諱は『隆永(たかなが)』でごわす…どげんしもすか?」

吉之助「わっはっはっ良か良か〜。天子様から隆盛ち呼んでいただいたとじゃ。おいは今日から隆盛じゃ。父上と同じじゃ〜」



と、こんな会話があったかは分かりませんが、とにかくこんな経緯から戸籍も隆盛となり、僕らの知る「西郷隆盛」さんが生まれたということだそうです。


ただし考証の先生方によると、おそらく生前ご自身で西郷隆盛と名乗られたことはないだろうとのことで、周りの人達からもそれまで通り「吉之助」と呼ばれていたようです。


さらになんと!弟の信吾も同じように名前を間違えられています。


今回の放送ではすでに西郷従道(じゅうどう)と名乗っていましたが、信吾の本当の諱は隆道(りゅうどう)だったそうです。



信吾「戸籍の登録をさせてくれ。私は西郷隆道だ」

お役人「はい?にゅうどう、ですか?」

信吾 「いや、りゅうどう」

お役人「ゆうどう?」

信吾「りゅうどう」

お役人「なるほど。じゅうどう、ですね」

信吾「…じゃあそれで」



こんな会話があったかは分かりませんが、とにかくお役人の聞き違いから「従道」とされてしまったようです。


兄弟で二人も名前を間違えられるなんてレアですね。


しかも二人共間違いを自分の正式な名前に採用してしまうなんて、お二人の大らかな性格が見えてくるようですよね。



さてさて、


次週は再び吉之助が表舞台へ。


あのまま西郷さんが薩摩で余生を過ごしておれば、近代日本の歴史は大きく変わっていたかもしれません。しかし、時代は、明治政府は、西郷さんの名を求めました。


波乱の明治編。


久しぶりに再会する一蔵どんとの関係もお楽しみに。


ではでは。


どん!


クランクアップ(西郷どんこぼれ話40)

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こんばんは、鈴木亮平です。


大河ドラマ『西郷どん』


先日26日、全ての撮影を終え無事クランクアップしました!


ついに撮影終了です! 


一年と四ヶ月。


嬉しいことも山ほど、楽しいことも山ほど、大変なことも山ほどありました。自分の未熟さに不甲斐ない思いをすることもありました。でも、撮影当初に誓った「演じるのではなく生きる」という目標は、曲げずにやり抜けたと自負しています。


南洲墓地に眠る西郷さんに見られても恥ずかしくないよう、自分なりに西郷隆盛公の人生を精一杯生きさせていただいたつもりです。


そして、大切な仲間たちとの出会い。


キャスト、スタッフ。


何より毎週楽しみに西郷どんを観て下さっている全国の皆さん。


このブログを読んだり、コメントして下さっている皆さん。(いつも全部読ませてもらっています)


ここまで来れたのは、皆さんのおかげです。


沢山の勇気をいただきました。


改めて、心からありがとう。


主演として巡り合った大河ドラマが「西郷どん」で本当に良かった。



しかしながら!


撮影は終わりましたが、ドラマはこれからがクライマックス。


僕も最終回を皆さんにお届けするまでは、気が抜けません。ロスになっている暇もありません。


ここからは、僕も皆さんと同じ場所で「西郷どん」の世界を体験していきたいと思います。


まだまだ年末までよろしくです!


というわけで!


来週の西郷どんは『新しき国』


一蔵どんら中枢メンバーが使節団として欧米に旅立つ中、隆盛が政治のトップを任されることに。


こんな素敵な軍服にも初めて袖を通させていただきます。


あの吉之助さぁが…ほんのこて立派になりもしたなぁ。


お楽しみに!


ではでは皆様


今日もおやっとさぁ!

上司(西郷どんこぼれ話41)

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おやっとさぁ!


前回の記事に沢山のコメント、ありがとうございます。改めて、こんなに沢山の方々に楽しみに観ていただいているんだなと感動しました。


鈴木亮平です。


感動と言えば!


この週末は、瑛太どん・田上晃吉どんと鹿児島に戻り、南九州最大のお祭「おはら祭」と西郷どんトークショーに参加してきました!





鹿児島の人たちが熱くて優しくて、本当に本当に感動しました!


鹿児島の皆さん、勇気とチェストをありがとう!


その前日には、南洲墓地に眠る西郷さん、その他の方々、福昌寺跡の斉彬公にもご挨拶することができ、とても充実した鹿児島滞在になりました。



そして


西郷どん第41話『新しき国へ』


いかがでしたでしょうか?


どうしても馬の合わなかった上司・国父様。


実際の西郷さんも、沖永良部島より帰還後は、手紙などに久光公への気遣いに苦心したあとが相当見られるようです。


昔は本音を言ってしまい島流しにされてしまった西郷さんも、大人になりしたたかさを身に着けたということでしょうか。


このドラマの吉之助も、偽の涙を流したあの日から、国父様には一度も本音で接したことはありません。大義の為とはいえ、常に機嫌を取り、利用してきました。


その国父様に、ふと語ってしまった本音。


すると、まさかの励ましの言葉。


「やるだけやったら薩摩に帰ってこい」


弱っていた心に染み渡りました。



さぁ来週は、


大久保たちが帰国し、いよいよ二人のクライマックスへ。


怒涛の展開になります。


特に来週の瑛太くんは凄いですよ。ゾクゾク来ますよ。


お楽しみに!

最強の二人(西郷どんこぼれ話42)

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こんにちは、親友から素敵な置き時計をいただきました。


鈴木亮平です。


西郷どん 42話『両雄激突』、観ていただきありがとうございました。


いかがでしたでしょうか?


アメリカ → ヨーロッパ → アジア と世界を一周してきた岩倉使節団。


そこから帰り、何かに取り憑かれたように突き進もうとする一蔵どん。


その一蔵に、吉之助も言ってはいけない言葉を言ってしまいました。



ここへ来て改めて思うのですが、大久保さんと西郷さんはこれまで、本当に違うものを見てきているなぁということ。


若かりし頃、10年間も農村を走り回り、村人たちと過ごした西郷さん。


一方その頃、大久保さんはお城で事務仕事に励んでいました。


二つの島で島民の暮らしに寄り添った西郷さんと、薩英戦争で西洋文明の脅威を目の当たりにした大久保さん。


その後、戦の最前線に立って多くの死を見てきた西郷さんと、後方で政治工作を担当した大久保さん。


留守政府を任され、廃藩後の国の混乱に向き合ってきた西郷さんと、一年半かけて世界の列強を見てきた大久保さん。


「日本を世界に負けない国にする」


同じものを目指していた二人ですが、こうして振り返ると見てきた物はいつも違うんですよね。


違うからこそ、最強だった二人。


そして、だからこそすれ違っていく二人。



来週の西郷どんは『さらば、東京』


理想の国作りを目指して覚悟を決めた一蔵と、吉之助たちの意地がぶつかります。


見逃せない大切な回になっております。


お楽しみに!


熊吉   お房さぁと
東京の長屋にて

西郷どんクイズ2(西郷どんこぼれ話43)

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こんにちは、鈴木亮平です。


西郷どん第43話『さらば、東京』


観ていただきありがとうございました。いかがでしたでしょうか。


一蔵の全てを覚悟した目、見据える先の日本、それら全てを分かった上で、最後にもう一度腹を割って話したかった。


あのシーンは、僕と瑛太くんがこの一年間積み上げてきたものの集大成となった気がしています。


さて、


東京での軍服姿もこれで最後ということで、


記念に写真を撮ってみました。


ここで問題です。


この写真のポーズは、一体何のポーズでしょう?


難易度高めですね。

 
が、ひょっとすると鹿児島の方々には簡単な問題かもしれません。


正解は…


ドドン

そう!鹿児島に立つ西郷さんの銅像でした。


上野の銅像とは違い、軍服姿で凛々しく佇む南洲翁のお姿。


この姿こそ、当時の人たちの心にあった西郷さんの印象なのかもしれませんね。


ちなみに、


「東京での軍服姿も最後」と書きましたが、鹿児島に帰っても西郷さんは「陸軍大将」の肩書きを返上したわけではなく、取り上げられてもいません。


陸軍大将のまま鹿児島に帰った西郷さん。果たして、またいつかこの軍服に袖を通す時は来るのでしょうか。



来週の西郷どんは『士族たちの動乱』。


明治政府の推し進める大改革によって居場所を失った元武士たちの不満が爆発します。


その波が鹿児島にも押し寄せる中、隠居生活を送る吉之助はどのように動くのか。


いよいよ最終回へのカウントダウンが始まります。


是非ご覧下さい。

最強のチーム(西郷どんこぼれ話44)

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おはようございます。


こぼれ話も44まで来てしまいました。


鈴木亮平です。


日曜日の西郷どん、いかがでしたでしょうか?


この回で、僕はとても好きなセリフがありました。


「もうやめ、おいはそげな大層なもんじゃなか」


「薩摩の西郷」としての偶像を背負い続けなければならなかった男が、ふと漏らした本音の部分だったのかもしれません。


そして!


僕はこの回は、何と言っても美術チームが作り上げた【温泉】に驚かされました。


これこれ↓


いやーどこからどう見ても鹿児島のどこかにある素敵な温泉地ですよね。


しかしもちろん、これも渋谷のNHKのスタジオ内に建ててある「セット」なんです。


僕は、スタジオに入ったとき感動しましたよ。


そこで美術さんに話を聞くと、こだわりが凄い!


湯船を作り、水が漏れないように防水をし、安全に水を高温にできる「なんちゃら電熱器」的なものを沈め、しかもお湯にはきちんと鹿児島地方の「温泉の素」を入れて濁らしているんだとか。


かつてここまでこだわって温泉を作ったチームがいただろうか。いや、いはしまい!


しかもここだけの話、


実はここ、、、


西郷家のセットなんです。


限られたスペースで全てを表現しなくてはいけないため、あの西郷家を改造して、温泉地に変えてしまっているんです。


しかも一日の撮影のためだけに!


いやー本当にすごい。


Bravi ですね。



さて、来週は


ついに


「西郷立つ」


なぜあの時西郷さんが立ったのか。


専門家の中でも様々な意見があるそうです。


しかし一年間西郷吉之助を生きさせて頂いた者として、自分の中で、はっきりとした答えを持って臨んだつもりです。


観ていただけたら、しあわせです。


来週も明治でお会いしましょう。


ほいなら。

刺殺か視察か(西郷どんこぼれ話45)

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第45話『西郷、立つ』


観ていただきありがとうございました!


西郷家より

 いかがでしたでしょうか。


今回は、やはり辛い回となってしまいました。


あの電信の【シサツ】は、「刺殺」か「視察」か。


これは今も歴史のミステリーとして語られている有名な話かと思います。


ただの視察であったのに拷問で嘘の自供を強いられたのか、本当に刺殺だったのか、それともどちらとも取れるように送った政府の罠か。


「西郷どん」としての答えは皆で表現したつもりですが、同時にあの瞬間を生きてみて気が付きました。


それは「どちらでも一緒だ」ということ。


すでに反乱の火蓋を切ってしまった若者たち。


吉之助に残された選択肢は、「彼らを見殺しにするか否か」しかありませんでした。


そして吉之助は、「兵を連れて東京まで行軍する」という道に一縷の望みを賭けることになります。


これは、かつて斉彬公と共に画策したこと、また久光公が実際にやったことでもありましたから、薩摩のお家芸と言っても良いかもしれません。


しかし時代考証の先生が、興味深いことをおっしゃっていました。


「当時の西郷が本気で政府と戦うつもりなら、船で東京に乗り付け、そこから陸軍大将の権限で政府軍に命令を下せばクーデターは簡単に成功したはず。そして歴戦の猛者であり、政府軍を作った張本人の西郷がそれを考えなかったはずがない」と。


では、なぜ吉之助はあえて陸路で、戦になるリスクを冒してまで巨大なデモ行進をする道を選んだのでしょうか。


そんな疑問も考えながら観ていただくと、これからのクライマックスをさらに楽しんでいただけるかもしれません。


とにもかくにも、


140年前の雪の降る日、吉之助たちは薩摩を発ちました。


来週のタイトルは『西南戦争』


いよいよです。


是非、観てください。

西郷寅太郎役の古舘緩樹くん、ツン、ゴジャと。

西南戦争(西郷どんこぼれ話46 vol.1)

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西郷どん第46話『西南戦争』


観ていただきありがとうございました。


いかがでしたでしょうか。


今回は有名な田原坂(たばるざか)での戦いも描かれましたが、僕も昨年、同地を訪れました。


西南戦争最大の激戦地には、現在は立派な資料館が建っていて、このような大きな慰霊碑もありました。


今は何の変哲もないのどかな山道ですが、

17日間に及んだ戦闘では、ここで毎日何十万発という弾丸が飛び交ったと言われています。



また、坂の途中にもこうした慰霊碑がありました。


そして、これらの戦いの中、我が弟も命を落とすことになりました。


吉之助の末弟、西郷小兵衛(上川周作くん)です。


実際の西郷さんも、年の離れたこの弟を大層可愛がっており、彼の戦死を聞いて大いに泣いたと伝わっています。


そんな小兵衛を演じる上川くんですが、なんと彼が驚くべきことに実際の小兵衛さんの写真にそっくりなのです!


気になる方は、ぜひこんな感じで検索してみてください。




参考に、昔っぽい画像も作っておきました。


ね、そっくりでしょ?(笑)


さて、


いよいよ来週は、


西郷どん最終回。


『敬天愛人』


鹿児島市城山での、西郷吉之助最期の日々が描かれます。


若者たちが、吉之助が、この日本にどんな想いを託して命を散らしていったのか。


また、第1回で糸どんが「うちの旦那さぁはこげな人じゃあいもはん」と言った真意も語られることになると思います。


大河ドラマ『西郷どん』


渾身のラスト


何卒見届けてくいやんせ。


ありがとう。

敗走(西郷どんこぼれ話46 vol.2)

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今朝の『あさイチ』観ていただきありがとうございました。


皆さんからの沢山のFAXやメッセージ、とても嬉しかったです。


空いている時間にじっくり読ませていただきました。


朝早くから本当にありがとう。


いやぁ、それにしても生放送はやっぱり緊張しましたね。


でも華丸さん大吉さんと近江アナが優しく迎えてくれたおかげで、楽しい時間を過ごすことができました。


ちなみに、


今日は珍しくスーツにオールスターのスニーカーを合わせてみたんですが、これはただのオールスターではなく、実は特注の「せごスター」でごわした。



この「SEGOSTAR」は、カメラマン2年目の増山くんが打ち上げの時にプレゼントしてくれたものです。


まっすー見てるか! 


履いたぞー(笑)



さ、ということで、


今日は最後に、あさイチでも少し触れさせてもらった西南戦争にまつわる場所を一つ紹介したいと思います。


宮崎県延岡市にある【西郷隆盛宿陣跡資料館】。


西郷さんが解散を命令し、軍服を焼いた場所にある資料館です。


「西郷隆盛軍服焼却の地」

西南戦争を通して、西郷さんはほぼ一切の指揮を若者たちに任せ、自分は前線よりはるか後方で、何かを待つようにのんびりと過ごしていました。


そして、最後にこの近くの戦場で一度だけ指揮を取り、直後にこの地で解散命令を出したといいます。


再現された「最後の軍議」

資料館にはこの他にも、西郷さんにそっくりなお孫さん(同名で西郷吉之助さん)の写真があったり、


当時の人や孫の吉之助さんが語った「糸が菊次郎の看病に薩摩から来た」という証言も紹介されていたりします。


また、資料館の裏手にはニニギノミコトのお墓と伝わる場所もありますし、少し足を伸ばせば高千穂峡にも行けますので、宮崎を訪れた際にはぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか?


何だか観光ガイドみたいな記事になってしまいましたが、来週の西郷どん是非観てくださいね。


僕もその日は鹿児島に飛び、パブリックビューイングで皆さんと一緒に最終回を観る予定です。


鹿児島の皆さん、最後までよろしくです。


では、


今宵はここらで良かろかい。


チェスト。


亮平でした。

敬天愛人(西郷どんこぼれ話47)

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終わってしまいました。


何というか、


今は放心状態です。


西郷吉之助様。


城山でその命が尽きる時、あなたの胸を満たしていたのはどんな思いだったんでしょうか。


当人以外には決して分からないこの事を見つけるために、僕はこの一年あなたを生きてきた気がします。


「本番!」の声がかかり、


地を這い、青空を見上げた時、そこに見えた景色。


それは、もしかするとあなたが特別に見せてくれた本音だったのではないかと勝手に思っています。



家族を愛し、冗談を愛し、温泉を愛した吉之助さぁ。


世間からの期待も、虚像も背負い、時に利用し、自分を律して生きた西郷さん。


武士であり、軍人であり、政治家であり、息子であり、流人であり、夫であり、父であった西郷さん。


そんなあなたの人生を生きさせていただけて


僕は本当に幸せでした。


そして大久保利通様。


あなたの覚悟、


国を思う信念に今日も涙しました。


瑛太くん、最高だったよ。


本当にありがとう。



最後に。


何よりこの長丁場、毎日を頑張って来られたのは、今これを読んでくださっている皆さんのお陰です。


皆さんからの熱いお手紙、ブログへのコメント、イベントでの声援… 


「毎週楽しみにしてます」というお声が、いつも僕を突き動かしてくれました。


『西郷どん』を愛してくれて、本当にありがとう。


僕は幸せもんです。


平成最後の大河ドラマ。


そしてこれから、また新しい時代へと。


「西郷どん」が、皆さんの心に小さな何かを残していけたとしたらそれだけで幸せです。


共に一年間、吉之助の人生を見守ってくださり本当にありがとうございました。


また会う日まで。


チェスト!


気張いもんそ。



平成30年12月16日

西郷吉之助役
鈴木亮平



新年のご挨拶

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Neutral読者の皆様、


明けましておめでとうございます。


新年4日目、いかがお過ごしでしょうか。


鈴木亮平です。


改めて昨年は、


一年間に渡って熱い応援を送って下さりありがとうございました。


最終回へのコメントも沢山いただき、本当に嬉しかったです。


皆さんの声にどれだけ助けられたことか。


今年も皆さんに少しでも感動を届けることができるよう頑張りますので、何卒よろしくお願いします。



いやー


それにしても


もう2019年。


時間が、すごい勢いで体を通り抜けていく気がするのは、それだけ大人になったからでしょうか。


そんな時の流れの中でも、


自分のいる場所を見つめて、


周りの人を愛し、


目標に向かって毎日後悔のないように過ごしていきたいな


なんて思っております。



そして、


今年も例年通り自分の「テーマ」を決めました。


鈴木亮平今年のテーマは…


『冒険』


であります。


といっても大げさなものではなく、長い仕事を終えた今だからこそ、慎重になるより、リスクを恐れず冒険していこうという思いです。


自分らしく、もがきながら。


地に足をつけながら。


小さな冒険を積み重ねていきたいです。


皆さんの、今年の目標は何ですか?



どんな一年になっても、悔いのない一年にしたいですね。


それでは


改めて皆様


今年もよろしくお願いします。


亥年生まれ、年男の鈴木でした。


良い一年になりますように。

懐かしい二人

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こんばんは。


鈴木亮平です。


実は先日、プライベートで大分を旅してきたんですが


旅の途中で別府に寄って懐かしい子たちと会ってきましたよ。

純(じゅん)と沢海(たくみ)


覚えてくれている方も多いかもしれませんね。


5年前、『ホムカミ』という番組で一緒にフィジーに行った二人です。


あの時は小学生だった純はもう中学生。海に飛び込むのを怖がっていたあの頃が信じられないほど、精悍ないい男になってきていました。でもお父さんいわく「怖がりは昔のまま」だそう(笑)


来年中学生になる沢海は、普段は相変わらずヤンチャらしいですが、久しぶりに会う僕の前では緊張していて、そんな人見知りな部分にも成長を感じました。


ずっと会いに行きたいと思っていたんですが、ようやく行けました。


二人共とっても元気に暮らしていて、将来は「お母さんのいるフィジーに行って英語を勉強するのもいいなぁ」なんて話もしていましたよ。


その後は湯布院で温泉にも入って、素敵な旅になりました。




さてさて、


そんな鈴木ですが、


今日はこれから久しぶりに仕事で海外に行ってきます。


結構な弾丸旅ですが、これもある種「冒険」かな。


どこの国かは、着いたらまたお知らせしますね。


では、行ってきます ^_^


皆さん、良い夜を。

IWC Gala Party at SIHH

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こんばんは、日本に戻ってきました。


鈴木亮平です。


なかなか向こうからブログを更新できずすみませんでした。


実は今回は、


腕時計の名門ブランド IWC さんの発表会に出席するため、スイスに行ってきましたよ。


スイスと言えば、、、


このアルプス!

はぁ…すごいなぁ…
 

冬のアルプス。


機内から見ると、ハイジののどかな世界というよりも神々しい迫力を感じました。



そして肝心の、


ジュネーブで行われた発表会では、


レッドカーペット等の後、パーティーの会場へ。




これまたなんとも素敵な会場で、


飛行機が登場したり、ダンスにライブとクラクラするような豪華さでした。


ちなみにIWCさんは今年、この戦闘機「スピットファイア」で、なんと世界一周飛行を行うそうですよ!


秋には日本にも寄航する予定と言ってました。これは見に行ってみたいなぁ…


他にも、色んな国の役者やスポーツ選手たちとも話せて、幕末の世界にまだ片足を突っ込んでいる僕にとっても、いい刺激になりました。


いやーしかしやっぱりヨーロッパは、本当に素敵な場所が多いですね。


次の記事では、今回の旅で出会った風景を紹介したいと思います。


ではまた!


亮平でした。

スイスからパリ

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こんにちは。


鈴木亮平です。


さて、旅の続きですね。


ここは、


シャフハウゼンという小さな町の外れ。


山中に現れるガラス張りのファクトリー。


森の自然と、真っ白な建物のコントラストが鮮やかでした。


ここではミュージアムの見学や時計の組み立て体験もさせてもらって、モノ作りのロマンにたっぷりと浸ることができました。



いやー時計って、本当に奥が深いですね。


この本当に小さな空間に、人類の知恵、技術、革新の歴史が、これでもかというほど詰め込まれているんですものね。


脱帽です。


そして、


僕は旅先の「朝」を感じるのが好きなんですが、チューリッヒの朝はなかなかに格別でした。

夜明け。


街の中心には湖が。

白鳥や水鳥が沢山いました。


ちなみに同じスイスの中でも、チューリッヒやシャフハウゼンはドイツに近いのでドイツ語、ジュネーブはフランス語と、日本人にとっては少し不思議な感覚になります。



そして最後は、10年ぶりに光の都パリへ。

ここはどこでしょう?


分かったあなたは、相当なパリ通ですね!


ヒントは美術館です。


一方こちらは、


世界遺産ノートルダム寺院

「愛してーくれーるーなーらー♪」


『ノートルダムの鐘』の石丸幹二さんの歌声が頭に響きました。

こちらはパリ市庁舎


ため息が出る美しさですねぇ、、、


そしてこれは、お約束の。
ザ・パリ!


ちなみにこのパリの凱旋門は、実は世界遺産には含まれておりません。


ここ、テストに出ますよ。



ということで、


時差ボケも治りきらぬままに帰国した弾丸旅でしたが、かなりリフレッシュできた旅でした。


これでまた来週から頑張れそうです。


いやぁやっぱり、旅っていいなぁ。


そしてやっぱり、、、


日本もいいなぁ。

ニラ玉美味いし。


物価も安いし。


ではまた!


亮平でした。

違うよ

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昨日
 

TSUTAYAに行きましたら…



違うよ。


バック・トゥ・ザ・フューチャーじゃないよ。


舞台やります

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冷えますね。


鈴木亮平です。


大寒。


寒がりの僕には辛い季節です(笑)


さて、今日はお知らせがありますよ。


鈴木亮平、二年ぶりに舞台に立ちます。


藤原竜也くんと。


竜也くんとは、『ANJIN イングリッシュ・サムライ』でご一緒して以来、10年ぶりに共演させていただきます。


演出は劇団モダンスイマーズの蓬莱竜太さん。


なんと贅沢にも、蓬莱さん書き下ろしの新作になります。


場所は、『トロイ戦争は起こらない』と同じく新国立劇場  中劇場


東京だけではありません。大阪をはじめ、東から西へ全国を回らせていただく予定です。


そして肝心のタイトルは…



こちら↓

『渦が森団地の眠れない子たち』


そう、団地のお話です。


そして、僕達の役は、


小学生です。


僕も、これまで中学生を演じた経験はありますが、さすがに小学生は初めてです。


「団地で王様の座を奪い合う子どもたちをギリシャ悲劇風に描く『団地大河ドラマ』」


それ以上の詳しいお話は


まだ僕も知りません。


ですが、


久しぶりに


皆さんの前でお芝居ができる。


生で。


大きな作品を一つ終えて、願わくば成長したであろう今の自分を、存分に皆さんにお見せしたいと思っております。


2019年の鈴木亮平の「冒険」


是非目撃していただきたいと願っております。


それでは、10月にお会いしましょう。


鈴木亮平でした。

映画出演のお知らせ

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おはようございます、鈴木亮平です。


今日は映画出演のお知らせをさせていただきます。


この度、来年公開予定の映画『燃えよ剣』に出演させていただくことになりました。


監督は原田眞人さん、主演は岡田准一さん。


司馬遼太郎さん原作の大ベストセラーで、新選組副長土方歳三の物語です。


この映画で僕は、局長近藤勇を演じます。



このお話を初めていただいた時、


正直迷いました。


西郷さんと同じ時代に、反対の立場で戦った人間を、僕が演じて良いのか。


鹿児島の方々、西郷どんを愛してくれた皆さん、そして新選組ファンの方々が、どんなお気持ちになられるか。


何より実際のお二人に、失礼に当たるのではないかと。



しかし、


一つの大切なご縁があり、


自分の役者としての欲もあり、


自分なりに考えを重ねた結果、


覚悟を持って、やらせていただこうと決心しました。


様々なご意見があるとは思いますが、


どうか僕のわがままをお許しいただき、見守っていただけたら幸いです。


皆さんに「良くやった」と言っていただけるよう、


再びあの時代に入り込み、


また違った覚悟の元に生きた一人の若者の人生を


精一杯生きてみたいと思います。


公開は来年2020年です。


ご期待ください。



鈴木亮平

誕生日と新作映画

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こんにちは。


ギリギリ早生まれ、鈴木亮平です。


ということで本日、無事36回目の誕生日を迎えさせていただきました。


滑り込みセーフやね。


昨夜の夜中には、ありがたいことに『燃えよ剣』の現場でもお祝いしていただきまして、素敵な年男のスタートが切れたかなと思っております。


満36才。


といえば。


西郷さんで言うと沖永良部島から帰還し、禁門の変で薩摩軍を率いた年齢。


近藤勇さんは、この年齢に到達せぬまま、35才にして板橋の地に散っています。


昔の志ある人々の太く生きた人生と比べれば遥かに幼い自分ですが、志だけは負けじと大きく持ち、静かに努力を重ねていく一年にしたいと思っています。


あれ、なんかまた真面目な感じになっちゃいましたね。


2年間タイムスリップし続けていると、どうしてもそんなことを考える癖がついてしまうみたいです。


お許しあれ。



そして!


そんなおめでたい日に、


次に出演させていただく映画が発表になりましたよ。


それがこちら。


『ひとよ』
監督:白石和彌
出演:佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優、田中裕子他 (敬称略)


重厚な家族のドラマです。


白石監督とは、いつか是非ご一緒したいと願っていました。主演の健とは「天皇の料理番」以来二度目の兄弟をやらせていただきます。


また、その他の方々も尊敬する方ばかりで今からぶるぶる震えております。


それでも、そんな自分には勝手に震えてろと言い放ち、夜叉のごとく準備に臨み、心を打つ作品をあなたへお届けしたいと思います。


公開は今年の秋。


楽しみに待っていてくださいね。


ではでは、


亮平でした。



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